阪神・淡路大震災から30年。
震災で被災した子どもたちのケア活動から生まれた色彩楽園も30年を迎えました。
震災後、ボランティアグループを組んで行った、子どもの心のケア活動は終了することなく自由なアートスペース「あおぞら色彩楽園」として今も続いていて、30年間で24000名を超える参加者を迎えました。
30年の間、色彩楽園の活動を支えてくださったのは、色彩楽園会員の方々、あおぞら色彩楽園参加者、いつも陰で支えてくださっている多くの関係者のみなさま、そして、あおぞらスタッフたちです。
特に「あおぞら色彩楽園」は今もあおぞら募金だけで活動を続けており、30周年を迎えられたことは感謝と感慨でいっぱいです。
30年間の中で被災地や大倉山公園で出会った子どもたちからは、とても大切なことをたくさん学びました。
学んだことがまた、多くの子ども、保護者、子どもに関わる職業の方々に活かされ、その学びがさらに深まっていくという好循環を続けています。
私たちが30年で学んだこと、積み重ねたこと、体験したことは、これからも多くの子どもたちに活かされていくでしょうし、また、活かしていかなければなりません。
色彩楽園は、これからもアートを通して子どもの健やかな育ちに寄与します。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
色彩楽園主宰 藤井昌子