色彩楽園

こんなふうに感じてるんだね
こんなことに困ってるんだね

発達の悩みを抱えている子どもたちの作品もまた、心の言葉が映し出されています。
子どもたちは、とかく弱いところをトレーニングしたり「そうじゃなくて、こうだよ」と求められがちです。
しかし自分にあった様々な方法を取り入れるにも、まずは今感じていることをそのまま受け止められなければなりません。

こうした子どもたちにとって、まず必要なのは
「ここはだいじょうぶだよ」
「感じていることをそのまま表現していいんだよ」
という安全な環境の保証です。

なんだかわからないけれど、「ダメ」と言われてしまう。これでは心のエネルギーは低下して持っている力も発揮できません。 色彩楽園はすべての子どもにとって、安全で安心な環境です。
そのスペースも、そこに関わる人たちもすべて安全で安心な環境です。
この環境が保証されているとき、子どもたちはそれぞれが持っている能力を発揮します。
他より劣る力ではなく、他より優れた力を存分に発揮できるのです。
殊にアートに関しては、非常に高い能力を持っている子どもが少なくありません。
そして自らの力を認めて、肯定感を積み重ねます。自分の存在に意味を見い出し、自尊感情を高めて成長し続けます。

色彩楽園は幼稚園や学校に行けない、発達の悩みを抱えている子どもとその家族をアートを通して支援し続けます。