色彩楽園

1月17日ー亡くなった命を想い、生かされている命を想い、新しい命を想う

P1080282
あの日から22年です。1995年はボランティア元年、そして心のケア元年となりました。
あおぞら色彩楽園がスタートした年でもあります。

神戸にとって1月は特別な月。
毎年1月はスタッフ研修として救急法のトレーニングを続けてきました。
懸命にトレーニングを受けるスタッフたちの姿を見て、また、神戸に住むわたしたちには、亡くなった命を想い、生かされている命を想い、新しい命を想うときであることも重なって、私たちだけじゃなく、おえかきに来てくださるお父さん、お母さんたちにも受けに来て欲しいと考えて、スタートしたのが 「みんなの救急法ー神戸1・17」です。
昨年より、1月のあおぞら色彩楽園は救急法講座になりました。

22年前、懸命に命を守ろうとした大人の姿がありました。
今、熱心に救急法に取り組むお父さん、お母さんの姿があります。
きっとどちらも、子どもたちは自分はとても大切にされていることをしっかりと感じて、心の種火を強くしたことでしょう。

何よりも一人ひとりの命が、そしてその存在が大切なことは自由なアートスペースも救急法も同じです。
救急法を身につけることは命の重さを感じることでもありますし、作品をありのままに受け止めることは一人ひとりの存在を尊重し、守ることです。
アートを通じて、救急法講座を通じて、それぞれがどれだけ大切な存在であるかを発信し続けたいと思っています。

この想い、神戸から世界へ、22年前から未来へ。

 

2017/Jan/17

News