色彩楽園

雨の日もあばれたい!


まだまだ外出は控えた方がいいので、アトリエも休講。
神戸市内でもあちこちで土砂崩れしています。
子どもたちは、警報が発令された木曜日は「ラッキー!」と喜んだかもしれませんが、3日も続くとさすがに欲求不満でしょう。
そうでなくても、子どもはとても運動欲求が高く、じっとしていることがとても難しいものです。
アトリエでも雨の日が続いたりすると、まずは運動欲求を解消しないと作品に集中できません。
そんなときによくやる遊びが新聞紙破りです。

大人が新聞紙を1枚広げて持ち、それを子どもがパンチやキックで破る遊びです。
新聞紙はどんどん小さくなるので、次第に難しくなりますし、子どもの攻撃を受け止める信頼関係も必要です。
破る(壊す)ことが発散にもつながります。

写真は2012年、福島県の子どもたちが思い切り新聞紙を破りながら暴れた後です。
このころは、原発事故により外遊びはほぼ禁止されていました。
運動欲求が高い子どもたちに「静かにしているように」という時間が長く続くのは、やはり酷です。
なんとか工夫して、この長い雨を乗り切りたいものです。

もちろん、破った新聞紙は丸めて、ぬるま湯につけて窓拭きのお手伝いもできますね。
丸めて何かの形になると、アートの時間になるかもしれません。
この雨による被害が大きくなりませんように。

2018/Jul/07
Category :news

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