色彩楽園

Thank you for the 25th anniversary!

昨日2月5日、色彩楽園は静かに25周年を迎えました。
1995年2月5日、阪神大震災で被災した子どもたちのケアのために避難所に向かったのが第一歩です。

25年前に震災を体験したことで、私たちは一人ひとりのいのちがどれだけ重いか、一人ひとりの存在がどれだけ大切かを胸に刻みました。それは、私たちのアートプログラムがそれぞれの作品を尊重し、作品が発するメッセージに耳を傾けることの基盤となっています。

時間を重ねれば重ねるほど、子どもにとって、大人にとって、そしてすべての人たちにとって、表現することが大切なことなのか、必要なことなのかをより強く感じます。これまで25年間、たくさんの出会いがありました。

たくさんの子どもたち、そして保護者の方々、支えてくださっているサポート会員の方々、あおぞら募金や物品の寄贈などでご協力いただいている方々、あおぞら色彩楽園を支えてくれているボランティアスタッフ、全国各地で災害等によって被災した子どもたち、そして、Facebookページにアクセスし、応援してくださっているみなさま。

今も多くの人たちとアートを通じて活動を続けていられることは、本当に感慨深く、どれだけ感謝してもしきれません。
25年間に出会った子どもたちは、多くの大切なことを教えてくれました。これからも、その大切なことを一人でも多くの子どもたちに返していきたいと思っています。

今日から26年目のスタートです。25年間のたくさんの想いを振り返りながら、これからを生きる子どもたちに何が大切かを考え続けたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
色彩楽園 主宰 藤井昌子

2020/Feb/06
Category :news

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